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 新型コロナウイルスの流行抑止に成功していた台湾で、253日ぶりに域内感染者が出たと台湾当局が22日に発表した。工場で働く30代の台湾人女性で、すでに域外感染が判明していた入境者のニュージーランド国籍のパイロットと今月7~12日に接触があったという。

 台湾では域外で感染し台湾入境後に確認されるケースは最近もあったが、域内での感染は4月12日以来という。台湾の累計感染者は770人(死者7人)になった。

 発表によると、今月20日にパイロットの感染を確認。パイロットは台湾と米国を行き来していたが、当局の調査に台湾での訪問先や接触者を明かさなかったため、警察が行動履歴を調べ、女性との接触がわかったという。当局はパイロットの訪問先の一部を公開。付近に立ち寄った人に注意を呼びかけている。(台北=石田耕一郎)