吉永岳央
ジュニアからシニアへ、新鋭から優勝候補へ――。25日に長野市で開幕するフィギュアスケート全日本選手権に出場する鍵山優真(星槎国際高横浜)は、この1年で立場を大きく変えた。昨年手にした銅メダルを、再び挑む大舞台で超えることはできるか。伸び盛りの17歳が、勝負のリンクに向かう。
2019年12月22日夜の記憶は、今も鮮明だという。ジュニア選手として挑戦した全日本選手権で、3位。優勝した宇野昌磨(トヨタ自動車)、2位の羽生結弦(ANA)という日本が誇る五輪メダリストと並んで表彰台に立った。
2人と交わした握手の感触を覚えている。「宇野選手、羽生選手の手を握らせていただくなんて、そんな機会があっていいものか、と。まさか3位になると思わなかったので、丁寧に握手させていただきました。何かもう、握手会みたいな感じ。自分も同じ選手なのに、ファンみたいな感じで」
記事の後半では、25日開幕の全日本選手権への抱負を語っています。
ただ、2人との差を実感する3…
残り:621文字/全文:1001文字
【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。