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 ロイター通信は21日、米アップルが画期的な電池を搭載する乗用車を2024年から生産することを視野に開発中だ、と報じた。アップルは自動運転技術を開発していることがすでに明らかになっているが、アップルブランドの乗用車自体を投入することになれば、既存の自動車産業には大きな衝撃になりそうだ。

 同通信によると、同社は14年から「プロジェクト・タイタン」との事業名で、自動車技術の研究を続けており、現在は乗用車自体の開発を目指せるところまで進んでいるという。

 開発中の技術の中心にあるのは電池技術で、既存技術よりも「画期的に」コストを削減し、同時に車の航続距離を伸ばすことを目指しているという。電気自動車(EV)の開発を目指しているものとみられる。

 自動車の組み立ては、外部の自動車メーカーに委託することが想定されているという。ただ、計画を縮小して、アップルは自動運転技術だけを開発し、既存の自動車メーカーの乗用車と組み合わせることになる可能性も残っているという。

 アップルは21日、朝日新聞の問い合わせに回答しなかった。アップルは18年8月、自動運転の公道実験中に、実験車が後ろの車に追突されたことで、自動運転技術の開発を進めていることが明らかになっていた。(サンフランシスコ=尾形聡彦)