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 ソフトバンクの榛葉淳副社長は22日、朝日新聞のインタビューに応じ、無料通信アプリ「LINE」と組んだオンライン専用の新たなブランド「ソフトバンク on LINE」で、競合他社からのユーザー獲得を強化していく意向を明らかにした。

 榛葉副社長は、若者のLINEの利用頻度が高いことを念頭に、主なターゲットについて「10~30代の(ITに慣れ親しんで育った)デジタルネイティブだ」と語った。

 新ブランドは、格安スマホのLINEモバイルと違い、ソフトバンクと同じ通信回線を使い、通信品質の良さが売りだ。さらに、他の携帯会社の利用者でもLINE上の手続きで手軽に申し込めるため、顧客獲得のハードルが下がりそうだ。「(LINEの)月間利用者は8600万人。訴求の仕方を工夫し、今後取り込み策を検討したい」と話した。

 また、今後主流になっていく通信規格「5G」についても、「5G通信網でナンバーワンを目指す」と表明。現行「4G」の電波を5Gに転用する制度を使って通信エリアの拡大を急ぐ。携帯料金の値下げで減収が見込まれるが、「通信の一本足打法ではなく、(傘下の)ヤフーやLINE、ゾゾなどとの相乗効果も出していく」と述べた。(井上亮)