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 今年もっとも多くの人が見たドラマは最高視聴率30%超の「半沢直樹」だった。視聴者は歌舞伎のような大立ち回りに魅せられ、水戸黄門的な勧善懲悪に大いに留飲を下げた。娯楽性に富んでいたのはもちろんだが、銀行が舞台だったことも人々をひきつけた重要な要素だったのではないか。

 原作者の池井戸潤さんはかつて旧三菱銀行に勤務していた経験がある。そのときの同期入行組のひとりが、くしくも22日、三菱UFJ銀行の次期頭取に昇格することが明らかになった半沢淳一取締役常務執行役員だった。

 池井戸氏の半沢シリーズで描かれる行内抗争や裏切り、どんでん返しがリアルなのも、ドラマに負けないくらい激しい展開がある銀行界の現実を著者が知っているからこそなのだろう。

 銀行にはドラマ性を感じさせる…

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