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 新潟県の柏崎市議会は22日、新型コロナウイルスの感染者に10万円、その家族に1人5万円の生活支援金を贈る事業の予算案を全会一致で可決した。お見舞いと、入院などで生じた経済的負担への援助が目的。市は、陽性者だけでなく陰性の家族も対象にした支援金制度は、全国初としている。

 市が提案したもので、予算は計2100万円。支給額は陽性者10万円、陰性判定の同居家族5万円。いずれも65歳以上、または中学生以下なら5万円を加算する。市の相談窓口で申請を受け付ける。

 ただ、市内では市立小学校で集団感染が発生しており、この学校の関係者向けに同校にも窓口を設ける。

 4月にさかのぼって適用される。これまで陽性が判明した市民は34人。市議会の質疑では「感染しないための努力をしている人もいる」と事業の趣旨に疑問を投げかける意見も出されたが、桜井雅浩市長は「感染された方に罪はない」と述べて理解を求めた。(戸松康雄)