ニューヨーク=藤原学思
誕生日に受け取ったのは、小さな白い封筒。中には色あせた紙幣が1枚だけ入っていた。だけど、贈り主を知ったら、涙が止まらなくなった。
米マサチューセッツ州ボストン近郊に暮らすマット・グッドマンさんは今月6日、21歳となった。
日付が変わる6時間前、姉のケイシーさん(28)から、封筒を手渡された。開けると、そこには10ドル札が1枚。
不思議に思っていると、しばらくして姉が語り始めた。「これはね……」
それは、5年半前に亡くなった父からの、最後の贈り物だった。
拡大するマット・グッドマンさんが父親から受け取った10ドル札。使う前にレストランで撮影し、後日、店の厚意で返却してもらったという=本人提供
マットさんにとって、父のジョ…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:1047文字/全文:1280文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部