先月の「立皇嗣の礼」で上皇さまの退位と天皇陛下の即位に伴う一連の行事が終了したことを受け、政府は23日午前、最後の式典委員会を開催した。

 菅義偉首相は「平成から令和へと時代が移り変わる中で行われた一連の式典が、国の内外からの温かい祝福のもと、全て滞りなく執り行われたことはまことに慶賀に堪えない。式典の円滑な挙行にご協力をいただいた国民に厚く御礼を申し上げるとともに、皇室の幾久しいご繁栄をお祈りを申し上げる」と述べた。

 委員会は12回目で、決算報告などを行った。内閣府と宮内庁の決算額は、精査中の今年度分を除いて55・6億円。予算は2018~20年度に計70億円を計上したが、広報経費の圧縮や装束の再利用などにより、少なくとも9・8億円の不用額が出た。

 一連の式典の記録集1千部、写真集3500部を作成し、年度内に国立国会図書館や都道府県立の図書館などに配る。(中田絢子