拡大する写真・図版宇久島の戸田屋書店。書籍だけでなく文具、玩具なども看板でうたっていた=長崎県佐世保市、朴順梨さん提供

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 長崎県の五島列島や鹿児島県の喜界島など、各地の離島の書店を訪ね歩いたルポが今秋、出版された。本を取り巻く環境が厳しさを増す中、島の生活に不可欠なニーズを拾いながら、地域の活字文化を守ろうとする店主たちの気概を伝えている。

 ルポは「離島の本屋ふたたび」(ころから刊)。10月に出版された。東京都在住のフリーライター、朴順梨(パクスニ)さん(48)が、沖縄本島を含めて訪ね歩いた本屋を紹介している。

 朴さんはフリーペーパーの企画で2006年から離島の書店の取材を開始。以降、北海道から沖縄県まで約30の島を訪問してきた。今作は13年に出版した「離島の本屋」の続編だ。

 今月3日には、東京で記念のトークイベントが開かれた。

 朴さんは、14年に訪問した五島列島の宇久島(長崎県佐世保市)で150年以上の歴史がある「戸田屋書店」について、食品や雑貨も扱うことから、コンビニならぬ「ホンビニ」と地元で呼ばれていたエピソードを紹介。「安定した売り上げを確保するため、地元のニーズにこまめに応え、ちゃんぽんスープの素(もと)がよく売れていた」と説明した。

 多くは島で唯一の書店として、…

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