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 体は男で生まれたが、心は女。そんなユウさん(仮名、16)は美容関係の仕事に就くことを目標に、通信制の高校に通っている。そして、将来、トランスジェンダーの美を競う世界大会「ミス・インターナショナル・クイーン」に出場したいと、夢を抱く。

 幼いころから、女の子が使うおもちゃをほしがり、本名の男の名前で呼ばれるのがとても嫌だった。

 小学校では、女子として接してくれる友人もいた。しかし、上級生から「オカマなの?」「そのしゃべり方気持ち悪い」と心ない言葉をかけられた。

 一緒にいるところを見られたくないからと、遊んでいた最中に隠れてしまった友人もいる。当時は気にしていないつもりでも、そうした一つ一つの言動が記憶から消えない。

一人ひとりの性の多様性が尊重され、多様な生き方を認め合う社会を実現させようと、三重県が新たな条例の制定をめざしています。性のあり方にかかわらず、だれもが安心して暮らせる社会とは。性的少数者や、その周辺にいる関係者を通じて考えます。

 中学時代の制服はつらかった。…

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