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 バスケットボールの第73回全国高校選手権(ソフトバンクウインターカップ)が23日、東京体育館と東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕した。女子1回戦では、2年連続22回目の出場となった広島皆実が、白鷗大足利(栃木)に77―100で敗れた。

 家では父親、コートに立てば監督――。広島皆実の村井陽(みなみ)(3年)の父・幸太郎さんは、村井が幼少の頃から広島皆実を率いてきた。中学でも全国大会を経験した娘は、チームを何度も全国へ導いた父のもとで、高校バスケットに打ち込む選択をした。

 入学当初は、正直戸惑った。家では何げなくおしゃべりする相手が、学校に行けば敬語でしか話しかけられない“村井先生”になったからだ。

 ただ、「学校での父は、父と感じられないくらいすごく気を使ってくれて。親子関係があるから難しいっていうのは、途中から全くなくなった」。練習では厳しい父が、家に帰れば、たとえプレーが悪かった日でも決してそれを口に出さなかった。

 村井はそんな父を、指導者として尊敬するようになった。「村井先生はバスケだけでなくて、人間的なところの指導もたくさんしてくれた。家では自分が素直に聞き入れられないようなことも、体育館で選手として言われると大事だなって思えるんです」

 2年時から試合に出る機会が増…

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