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 福井県済生会病院(福井市)は、病院内に人工知能(AI)を搭載した除菌清掃ロボットを導入する。23日に報道陣向けの説明があり、ロボットは、廊下のカーペットの上を動き回って、ゴミを吸い取った。

 ロボットは、ソフトバンクロボティクス製の「Whiz(ウィズ)」。高さ65センチほどで、清掃ルートを記憶させると、自律走行しながらゴミを集める。センサーで人や障害物を検知し、状況に応じて回避や一時停止をする。新型コロナウイルス感染症の軽症者を受け入れる施設で、除菌効果も実証されているという。

 ロボット活用の狙いは、看護師らの負担軽減だ。新型コロナの感染者を受け入れる専用病棟が設けられた際は、感染拡大を防ぐため、看護師らが病棟内の床などの清掃を担っていた。こうした負担の軽減を目指して導入を決めたという。まず1台を導入し、様子を見て追加も検討する。

 デモを見守った笠原善郎・診療部長は「清掃などの作業は看護師の大きな負担になっていた。ロボットの導入で負担の軽減が期待できると思う」と話した。(八百板一平)