[PR]

 サッカーの第100回天皇杯全日本選手権は23日、準々決勝2試合があり、J2で初優勝した徳島がホンダ(シード)に3―0で快勝し、J3を制した秋田は福山シティ(広島)を3―1で破った。ともに初の4強入り。27日の準決勝は、J1優勝の川崎と秋田、同2位のガ大阪と徳島の顔合わせになった。今大会は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、Jリーグの日程消化を優先させるため、Jリーグ勢の参加を準々決勝以降に絞っての実施。決勝は1月1日に東京・国立競技場で行われる。

 クラブ創設は2017年。初出場の福山シティは四つの白星を重ねて準々決勝まで駒を進めたが、Jクラブの壁にはね返された。

 チームを躍進させたのは、24日に23歳となる青年指揮官だ。北陸大卒1年目の小谷野監督は、所属する広島県1部リーグよりも三つカテゴリーが上のJ3で優勝した秋田相手に「ジャイアントキリングを起こして歴史に名を刻みたい」と意気込んでいた。

 GK平田がボールを持てば、フィールド選手は四方八方に散った。ピッチの幅を広く使って、ボールを回す戦術を採った。だが、個人能力に秀でる秋田の鋭い守備の出足にボールを失った。前半41分には中央から崩して一時同点に追いついたが、力及ばなかった。