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 新型コロナウイルス対策の持続化給付金をめぐり、詐欺容疑で逮捕された東京国税局甲府税務署員の藤山雄太容疑者(26)=甲府市上石田2丁目=について、愛知県警は23日、別の詐欺容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 県警は押収資料などから、藤山容疑者が税務の知識を使って虚偽の内容の確定申告書をつくり、申請名義人側に送ったとみている。約250件の不正受給に関与した可能性もあり調べている。

 再逮捕容疑は5~6月、うその確定申告書の写しなどを使い、愛知大の男子学生大矢圭一郎被告(21)=同罪などで起訴=名義で、持続化給付金100万円をだましとったというもの。県警は、大矢被告と藤山容疑者は直接の接点はなく、別の人物を介して役割分担したとみている。

 再逮捕を受けて東京国税局は23日、「誠に遺憾。再発防止に努め、職員の綱紀の厳正な保持について、より一層の徹底を図る」とコメントした。(山下寛久)