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 「かわいい服ですね!」。街で声をかけられること数十回。白髪で小柄の女性が色鮮やかな装いで歩くから、まあ目立つ。84歳の母に娘が手づくりした服なのだ。

年の枠を超えてのびのび楽しく

 「着ていて楽しいの」。奈良市の行司(ぎょうじ)美知子さんは声を弾ませる。ある日は、手編みの真っ赤なタートルネックのセーターに、厚いウールのジャンパースカート。端切れの大きなポケットが三つつく。「老眼鏡や鍵が入れられて便利なのよ」

 服はすべて、次女で京都新聞に勤める千絵さん(50)がつくる。ワンピースやコートにセーター、その数は約100着。「私の服を着ていると、母が84歳という枠にはまらないで、のびのびと見える」とうれしそうだ。

 千絵さんは自分に合う既製品が…

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