「喝采」「北酒場」などで知られる作詞作曲家で歌手の中村泰士(なかむら・たいじ、本名・泰士=たいし)さんが20日、肝臓がんのため死去した。81歳だった。葬儀は近親者で営んだ。

 奈良県出身。エルビス・プレスリーに憧れ、高校中退後にバンド「ブルージーンズ」にボーカリストとして加入。その後、作詞作曲を手がけるようになる。

 1966年、園まりさんの「夢は夜ひらく」の作詞で頭角を現し、70年にはザ・ピーナッツの代表曲の一つとして知られる「大阪の女」を作曲した。

 作曲を手がけ、72年に第14回日本レコード大賞に輝いたちあきなおみさんの「喝采」は、歌謡史に残る傑作として、多くのミュージシャンにカバーされた。82年には、作曲を担当した細川たかしさんの「北酒場」で再び日本レコード大賞に輝いた。人気オーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)の審査員も長く務めた。

 所属事務所によると、10月に…

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