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 「SLやまぐち号」は来年、「DLやまぐち号」に改名します――。JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」を運行するJR西日本が23日、発表した。観光列車を牽引(けんいん)する蒸気機関車(SL)の「C57」(愛称・貴婦人)が故障して復旧が見込めないことなどから、来年はディーゼル機関車(DL)が主体で運行するためだという。

 山口支社によると、C57は今年10月の運行中に異音が発生。京都市のJR西日本梅小路運転区でピストンの部品交換をしているが、修理が長期化し復旧が見込めないと判断した。C57とともに運行を担ってきたSLの「D51」は車輪のメンテナンスを含む定期検査が予定されていて、使えないという。

 「DLやまぐち」として運行するのは来年3月20日~9月20日。例年は毎週末に運行していたが、来年は大型連休や長期休暇などに限るという。10月以降の運行計画は改めて発表する。

 今年は故障したC57に代わってDLの「DD51」が2日間、観光列車を牽引したが、来年使うDLの種類は未定。山口支社の担当者は「(車両数が少ない)ディーゼル機関車が表舞台に立つことはいまでは少なく、ある意味貴重」と話す。(高橋豪)