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 京都市と市音楽芸術文化振興財団は24日、市立の劇場「ロームシアター京都」(左京区)の新館長の任命を見送ると発表した。館長には、劇団「地点」の代表で演出家の三浦基氏(47)が就任予定だった。

 市などは今年1月、三浦氏を今春から館長にすると発表した。しかし、三浦氏からパワハラがあったとする元劇団員と団体交渉中であることを演劇人らが問題視。信頼回復が必要として、就任を1年延期していた。

 三浦氏らによると、団体交渉は今年3月に解決した。だが9月、元劇団員から館長就任に対する抗議文書が三浦氏に送られたため、市や劇場を運営する同財団と対応を協議。就任見送りに至ったという。(増田愛子)