[PR]

 野球をやろうと呼びかけると、アメリカの子どもはバットを、日本の子どもはグラブを持ってくる――。

 誰が言った例えなのかは知らないが、初めて聞いたときは、日米の違いをうまく表現していると感じ入った。攻撃重視のベースボールと、守備重視の日本野球。今も昔も、日本の選手はグラブとボールを使ったキャッチボールを大切にしている。

 日本プロ野球選手会が主催する「キャッチボールクラシック」は、そんな日本らしいイベントだ。小中学生の野球・ソフトボールチームが参加し、9人1組で2分間に何回キャッチボールできるかを争う。ボールを捕って投げるスピードと正確さだけでなく、チームワークも問われる。

 2011年に初開催され、コロナ禍の今年は5日に福島市の県営あづま球場と全国をオンラインで結んで開催された。会場参加の30チームに加え、北海道から九州までの82チームが初めてオンラインで参加した。開会式では選手会の松田宣浩理事長(ソフトバンク)がリモートで、「捕りやすいところに投げるのは相手への思いやりにもつながります」とあいさつ。小学生の部、中学生の部とも、リモート参加のチームが優勝した。

 選手会の森忠仁事務局長は「コロナ禍でオンラインという新しい形式ができ、全国から参加しやすくなった」と語る。そして夢は広がる。「オンラインなら世界各地ともつながれる」。第1回から運営に携わる磯崎邦広・いわき市立小名浜二中教諭(62)が、次なる構想を教えてくれた。

 もともと東京五輪の野球・ソフ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら