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 三菱UFJ銀行は24日、半沢淳一常務(55)が来年4月に頭取に就く人事を発表した。三毛兼承社長(64)は持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)会長となる。常務からの頭取昇格は同行初で、若返り人事でデジタル化などの変革を急ぐ。

 半沢氏は東京都内で三毛氏らと記者会見し、経営環境を「金融界は変革と躍動の時代に向かっている」と表現。「現場、お客様との距離感を短くしたい。経営から大きな変革として進めていくものと、現場起点の変革と両方の動きで銀行の活性化につなげていきたい」と抱負を述べた。超低金利で利益が年々減っていることにも触れ、「(環境に)見合う体制ができていない。しっかり効率化を図りたい」とも訴えた。

 東京大学経済学部卒で、1988年に三菱銀行へ入行。銀行の中枢を担う経営企画部門で三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスの経営統合や、東日本大震災の対応などに携わり、18年に常務に就いた。今はマネー・ロンダリング(資金洗浄)対策などを担当する。

 人気小説「半沢直樹」シリーズ作者の池井戸潤氏と三菱銀行で入行同期だったことでも注目されている。会見では関連する質問も出て、半沢氏は「ドラマのおかげで銀行が注目されるのはありがたい。ただ、現時点でお客様(の期待)に対して何倍返しできるかは、4月以降に着任してから答えさせて頂ければと思う」と答えた。

 池井戸氏は半沢氏について「同期入行ではあるものの、ほとんど面識のない方です。半沢直樹のモデルではありません」「同じ半沢同士、日本の金融界に新風を吹き込んでいただきたい」とコメントしている。

 これまでの頭取は副頭取を経て…

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