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シネマニア経済リポート

 ハリウッドは一般的に「リベラル」とみなされ、トランプ米大統領からも公然と非難されてきた。だが、バイデン氏が大統領選で勝利を確実にして以降、今度は足元から「ミニ・トランプ」とも言えるスターがじわじわ気炎をあげている。実はトランプ氏の収入源の一つとしてもなお機能するハリウッド、広がる亀裂の行方は――。

拡大する写真・図版米ロサンゼルスで2019年11月、ディズニープラス配信「マンダロリアン」のプレミアに出席するジーナ・カラーノ=AP

 「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ=BLM)」運動への支持をツイッター上で求められれば、「ひきょう者」と呼んで拒絶。性的少数者(LGBTQ)への連帯を求められても、いわば揶揄(やゆ)に近いともとれる表現で拒否する。大統領選の投開票2日後には「偽の票を追い払い、不正投票は今年で終わらせよう」とツイート。コロナ禍で着用が推進されるマスク着用には反旗を翻す書き込みをする――。

 まるでトランプ氏自身のアカウントかとも思えるが、発信者は俳優ジーナ・カラーノ(38)。総合格闘技出身で、ヒット映画「デッドプール」(2016年)や「ワイルド・スピード EURO MISSION」(13年)に出演、最近はディズニープラスで配信中のスターウォーズのドラマシリーズ「マンダロリアン」で傭兵(ようへい)を演じて注目を集めている。だが一連の書き込みには非難が巻き起こり、「マンダロリアン」製作のルーカス・フィルムや配信のディズニーなどに「#FireGinaCarano(ジーナ・カラーノをクビにせよ)」と求めるハッシュタグも生まれた。

朝日新聞ポッドキャストでは
リベラルな言動が目立つハリウッドの人たちですが、実はトランプ支持者も少なからずいるとか。その実態について、ハリウッド取材経験の長い朝日新聞の藤えりか記者がリポートします。

一方のバイデン氏は、副大統領だったころにアカデミー賞の授賞式に登壇したことがあります。ですが、会場の空気は……。会場にいた藤記者が、華やかな舞台の裏側を伝えます。

 それでも当人は、まったく意に…

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