桜夕食会の穴埋め「手持ち資金」とは 安倍前首相の説明

有料記事桜を見る会

小林豪、清宮涼
【動画】「桜を見る会」の前日に開かれた夕食会を巡る費用問題。安倍氏の国会での答弁を振り返る
[PR]

 「桜を見る会」前日の夕食会の問題をめぐり、自らは不起訴となった安倍晋三前首相は24日午後、急きょ記者会見を開いた。事実と異なる説明を続けた過去の国会答弁を謝罪する一方、自身の関与は繰り返し否定。不正な会計処理は、事務所任せだったことで起きたとの考えを強調した。

 安倍氏は記者会見で「国民から見て一点の曇りもないよう透明性を確保していく」と述べ、疑惑の解明に努めると訴えた。25日には衆参両院の議院運営委員会で説明に臨むが、謎はなお残っている。

 安倍氏は国会で繰り返し「事務所が差額を補塡した事実は全くない」と強調してきたが、この日は補塡の事実を認めた。

 安倍氏は会見で、穴埋めの原資について「私的なものに支出するため、事務所に預けていた手持ち資金」と説明した。

 ただ、自らの資金にもかかわらず「なぜ気付かなかったのか」と記者に問われると、「食費や会費などプライベートに近いものは私的に出す。妻の出費もそうだ。自宅に関わる費用が発生する。そういう支出について年1回、説明があるが、それ以上の詳しい説明はなかった。私もそれで了とした。責任者に任せていた」と語った。

確認の不備認める「秘書は事実でないことを答えた」

 また、不透明な会計処理に安…

この記事は有料記事です。残り1916文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。