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 コロナ禍の休校期間中にわいせつな行為――。養女(当時13)への監護者わいせつ罪に問われた無職の父親(非公表)に千葉地裁は24日、懲役3年保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役3年6カ月)の判決を言い渡した。谷口吉伸裁判官は「ゆがんだ欲求に任せた、独善的な犯行だ」と量刑理由を語った。

 判決によると、父親は4月26日、同居する養女が18歳未満と知りながら、自宅で胸を触るなどのわいせつな行為をした。検察側は初公判で、養女が「コロナで休校になり、家にいる時間が増え、わいせつな行為をされた」と訴える供述調書を読み上げた。

 全国では、児童虐待が増加傾向にある。厚生労働省によると、昨年度、18歳未満への虐待(児童相談所の対応件数)が過去最多を記録した。5、7、8月は全国、県内ともに前年より微減だったが、県は「学校や近所で気づけていた虐待が(コロナ禍の休校や外出自粛などで)誰にも知られないままになっている可能性がある」と話す。

 特に性的虐待は周囲が気づきにくく「泣き寝入り」も多いとみられ、県警幹部は「被害はもっとある」とみる。虐待の通告や子育ての悩みは「児童相談所全国共通ダイヤル・189」で24時間受け付けている。県警は「普段以上に(周囲で)異変を感じ取り、通報してほしい」と話す。(福冨旅史)

主な虐待のサイン

(県警少年課と県児童家庭課への…

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