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 英国と欧州連合(EU)は24日、年明けからの新たな経済関係を定めた自由貿易協定(FTA)の締結で合意した。関税ゼロでの貿易を続けられるようにする内容。英国は今年1月末にEUを離脱し、移行期間が終わる年明けから混乱を避けつつ経済的に独立する道筋もつけた。

 「協定が出来た」。交渉成立直後、ジョンソン英首相は両手を広げて親指を突き立てた写真をツイッターに投稿。同日開いた記者会見では「私たちは法律と運命に関する主権を取り戻した」と強調した。一方のフォンデアライエン欧州委員長は「長く曲がりくねった道のりだったが、公平でバランスのとれた良い協定」と述べた。

 協定は、貿易の関税ゼロを維持し、品目ごとに輸出入できる数量の限度も設けない。これがなければ、年明けから両地域でのビジネスや社会生活は混乱する恐れがあった。英国とEU諸国の製造業や農業は、供給網で複雑に絡み合っているからだ。

 交渉は終盤、「主権回復」にこ…

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