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 なかにし礼さんの訃報(ふほう)を受け、歌手の細川たかしさんが所属事務所を通じ、コメントを発表した。コメント全文は以下の通り。

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 なかにし礼先生の訃報を聞き、また一人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません。長い間闘病されていたと聞いていたので今は天国でゆっくりとお休み下さいと祈るばかりです。

 先生とは私のデビュー曲『心のこり』を作詞して頂いたのが最初の出会いでした。「私バカよね おバカさんよね」冒頭の歌詞が余りにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子供に「あっおバカさんが歩いてる」などと言われる程でした。元々タイトルが『私バカよね』でしたがデビュー曲でこのタイトルは可哀想だと先生が『心のこり』と付けてくれたんです。 その七年後『北酒場』も先生の作品で私にとっての代表曲です。先生本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りしております。

三枝成彰さん「悪魔的な天才」

 親交のあった作曲家・三枝成彰さんの話 ものすごく頭が良く、シニカルでもありました。研ぎ澄まされた知性の持ち主で、本もよく読んで、音楽のことも何でも知っていて。悪魔的な天才ならではの色気のある、実にいい男でした。

 何でもできたけど、一番やりがいを感じていたのは芸術的なこと、特にオペラの台本を書くことだった。いわゆる一時代前のアートなんですね。教養も能力もあるから、それができた。蜷川幸雄さんとかと同じタイプで、絶対に妥協しない。一緒に仕事をしたら、絶対に食われちゃう類いの人。でも、いなくなると、とっても寂しい。電話では話していたけれど、もう一度会いたかったなあ。