千鳥も注目、岡山方言「もんげー」認知拡大に妖怪の存在

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中村建太
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 「もんげー」は「ものすごい」という意味の方言である。

 「畑で大きなサツマイモがとれ、祖父が『もんげーのー』と驚いていた」。岡山県倉敷市の60代男性の述懐によれば、かつてはそんな風に使われていた。

 だが高校3年間を岡山で過ごし、昨春この地に赴任した記者(25)は、日常会話の「もんげー」を聞いたことがない。試しに県内の主要3駅で老若男女30人に聞いてみたが、「使うことはまずない」(60代男性)、「友達とふざけて言ったくらい」(10代女性)と「使わない派」が28人を占めた。

 なのに、岡山の街中はやたらと「もんげー」のキャッチコピーが躍る。《運転中 ぼっけー近くに もんげー危険》《もんげー 岡山国際サーキット》。岡山県も2014年から、地元出身のお笑いコンビ「千鳥」らを起用した「もんげー岡山!」キャンペーンを打った。

 なじみの薄い「もんげー」は、なぜ人気なのか。

 その名を全国区に押し上げた…

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