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 「諸外国のジェンダー平等のスピードは速く、日本は国際的に大きく差を広げられている」。25日に閣議決定した、来年度から5年間の次の男女共同参画基本計画で、そう政府は危機感をにじませた。

 特に遅れているのが政治分野だ。世界経済フォーラムが昨年12月に公表した男女平等の世界ランキングで、日本は121位だが、政治分野に限れば144位とさらに悪い。

 政治の世界で女性がなかなか増えないのは、世界共通の課題だ。そのため各国は、ジェンダーバランスを積極的に是正するための措置を、国の政策や政党の方針として導入してきた。

クオータ制、70年代に北欧から

 その代表的な手法が、候補者などの割合について、どちらかの性別が4割を下回らないなどと決めておく「クオータ制」だ。70年代に北欧で、政党が自発的に採り入れる形でスタート。90年代後半以降は憲法や法律で定める形で、ラテンアメリカやアフリカを中心に世界中に広がった。フランスや韓国も法的クオータを採用。民主主義・選挙支援国際研究所(IDEA)のジェンダー・クオータ・データベースによると、地方選レベルも含めるとすでに130の国・地域が様々な形でクオータ制を導入している。

 中でも国会議員の48・2%が…

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