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 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏の私費から補塡していた問題で、安倍氏は25日午後、衆院の議院運営委員会に出席した。

 質問に立った立憲民主党の辻元清美衆院議員は、安倍晋三前首相の事務所が訂正した政治資金収支報告書について「3年間とも領収書をなくしたという届け出を添付している。領収書がないのに細かい数字まで書けるということは、帳簿があるということだ。こういうのを裏帳簿と言う」と問いただした。

 安倍氏は「そんなものはないと認識している」と否定し、「確認を取る必要があるが、弁護士が当局の指摘を踏まえ訂正している」と述べた。

 辻元氏は安倍氏に対し、「桜を見る会」前日の夕食会の明細書と、再発行した領収書を衆院議院運営委員会に提出するよう求めた。安倍氏は「領収書については検討する。私自身が明細書を隠す理由は何もない」としたが、「ホテルは、明細書を公表することは営業上の秘密にあたるので、それを前提としたものはお出しできないということだ」と明細書の提出に否定的な考えを示した。

 辻元氏は「虚偽答弁を繰り返していたときと同じ答弁をしている」と安倍氏を批判し、証人喚問を求めた。