[PR]

 佐賀県の山口祥義知事は25日、県庁で報道各社の年末インタビューに答えた。県が新型コロナウイルスに絡んだ差別解消のため、国のコロナ対策の交付金を使って作ろうとしていた「佐賀誓いの鐘」(仮称)について、「(県庁内で)異論はなかった」「私は今でも良い事業だと思っている」と主張した。

 「鐘」をめぐっては、県議会で「なぜ今なのか」「どれほどの効果があるのか」といった疑問が投げかけられ、事業費779万円を予算案から削除する修正案が、全会一致で可決された。

 山口知事は「我々は陰でこそこそとか、裏で根回しとかはやっていない。県民のために必要と思うものを提案して、議会で議論して、結果として否決や付帯決議が出るのは、本来、地方自治のスタイルだと思う」と述べた。

 自らが発案した「鐘」に関しては「とっても良い事業だというのが、(県庁内の)みんなの思いだ」。モデルは県が2017年、国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」(熊本県)に寄贈した「希望の鐘」。「とてもいい音色を出していることを、僕らは知っていた。あの音色を、コロナの誹謗(ひぼう)中傷で苦しんでいる中で、ちょうど空いている土地があるんだけど、子どもたちに少しでも、鳴らさなくてもいい。何の鐘かというのを見て、記憶に残ってほしかった」と熱弁した。

 山口知事は18年に再選。任期…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら