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 1月に予定されていた市町村主催の成人式の多くが、コロナ禍の影響で延期になっている。開催する自治体も、新成人にPCR検査を求めるなど、厳戒態勢だ。

 島根県内で1月に式典を予定していた12市町はすべて延期を決めた。県教育委員会の18日時点のまとめなどによると、安来市は来年4月以降の開催予定で、飯南町と美郷町は同8月、江津市、益田市、浜田市、邑南町はおおむね1年後の開催。松江市と出雲市、大田市、津和野町、吉賀町は期日未定。

 松江市は当初、午前と午後の2回に分けて、感染不安などで出席できない人向けにユーチューブで配信することも予定していた。

 浜田市は再来年の1月3日に今回延期した成人式を開き、同9日に本来の成人式を開く予定だ。同時に開催すると貸衣装や美容室の準備が間に合わないためだという。

 出雲市は延期の理由に、県外からの参加者も多く見込まれ、県からも帰省や旅行について懸念が示されている点などを挙げた。

 安来市は当初、市外在住の出席予定者にPCR検査キットを送付し、陰性を確認してから帰省することなどを求めた上で、式典の時間を半分にして開催することにしていたが、延期を決めた。

 今年8月に開催予定だった雲南市や奥出雲町、隠岐の島町は1年延期している。

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 鳥取県教育委員会が23日時点でまとめたところ、1月に開催予定だった17市町村のうち、10市町が延期。7町村が実施予定だ。伯耆町と日野町は8月に開催予定だったが中止した。

 鳥取市は来年夏~秋の開催を検討。境港市は再来年1月8日に実施する予定で、来年の新成人の成人式は、翌日の9日を予定。米子市や倉吉市など8市町は開催時期未定という。

 鳥取市は当初、感染への不安がある人や帰省できない人に対しては、ユーチューブでの動画配信も予定していたが、参加予定者の約6割が県外から帰省して参加すると推測されることなどから延期を決めた。

 実施する7町村は感染症対策に力を入れる。

 県教委のまとめによると、参加者全員もしくは県外在住の参加者にPCR検査を求めているのは岩美町や若桜町、南部町、日吉津村、江府町。大山町はPCR検査や抗原検査を受ける新成人に1万5千円を限度に助成する。三朝町は問診票の提出を求めている。

 岩美町は記念行事のビンゴゲームを中止。若桜町や三朝町、江府町は会食やパーティーを取りやめた。

 7町村はいずれも式典前後に開かれる同窓会や友人同士の飲み会などを自粛するよう求めているという。

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