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 性犯罪への被害に遭っても9割近い女性は警察に届けない――。埼玉県警が初めて行った意識調査でこんな実態が明らかになった。県警は「届け出の方法や相談窓口などについて、もっと認知を広めていかなければならない」としている。

 調査は県内の高校生、大学生、社会人の女性計1754人が対象で高校生が1400人を占めた。強制性交や強制わいせつ、痴漢、盗撮などを「女性を対象とした犯罪」とし、コロナ禍で対面の防犯啓発活動が制限されるなか、生の声を聞こうと7~8月に行った。

 「被害にあったことがある」は全体の約20%で、うち約86%が「警察に届け出をしていない」と回答。理由は「色々と面倒だと思った」(36・6%)▽「時間がなかった」(19・4%)▽「大事にしたくなかった」(14・2%)が上位を占めた。「自分は被害に遭わないと思っている」という問いに「あてはまる」「ややあてはまる」とした人も約6割にのぼった。

 自由記述欄には「被害者が防犯するのが手っ取り早いが、周囲が性犯罪への意識を変えるべき」「被害者を生まない対策を被害者がしなくてはいけないのはおかしい」といった声が寄せられた。

 県警は今回の結果を踏まえ、女性警察官が中心となって防犯指導用リーフレットを作ったりSNSで被害防止を呼びかける動画などを配信したりする予定だ。

「私が悪いのかも…」泣き寝入りの例も

 今回の結果について、性犯罪被…

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