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 河野太郎行政改革相は25日の記者会見で、全府省庁の職員が10、11月に正規の勤務時間外に職場にいた「在庁時間」の調査結果を公表した。「キャリア」と呼ばれる総合職の20代の職員では、一般的な超過勤務時間で「過労死ライン」とされる月80時間を超えた人が3割を占めた。

 在庁時間は、上司の命令で残業した「勤務」と異なり、食事や休憩の時間も含む。国会開会中に国会議員からの質問通告を待つケースなど、深夜まで働く中央官僚の実際を把握する目的で調査した。

 月80時間超は全職員では10%余り。月100時間超は全職員が5%程度だったのに対し、20代の「キャリア」は15%超に上った。河野氏は「若手職員に負担が偏っている実態を『見える化』できた。各府省にデータを分析し、必要な対策をとることを求めたい」と述べた。(坂本純也)