米南部で車が爆発、3人負傷 現場付近から遺体の一部も

ニューヨーク=藤原学思
[PR]

 米南部テネシー州ナッシュビルの中心部で25日朝、停車中の車が爆発する事件があり、3人が負傷した。地元警察は車から「爆発予告」が流れていたとし、故意犯とみて捜査。現場から遺体の一部とみられる組織片が見つかり、事件との関連を調べるという。

 発表によると、警察の捜査員は午前5時半ごろ、銃撃事件の通報を受けて現場へ向かった。路上に止まっているキャンピングカーから、「爆発する」などの録音が流れていることに気づき、付近住民を退避させたという。車は午前6時半ごろに爆発した。

 事前の「予告」では、爆発までのカウントダウンのほかに、音楽も流れていたという。近くの防犯カメラがとらえ、ツイッターに投稿された映像では、爆発直前に「このメッセージが聞こえたら、すぐに逃げよ」との音声が聞こえる。ただ、捜査当局への事前の通報はなかったという。

 25日は米国で国民の祝日となっているクリスマス。市長によると、少なくとも周辺の41の会社、商店の建物が損壊したという。現場は通信大手「AT&T」の施設前。同社が提供するテレビや電話、インターネットが同州や北隣のケンタッキー州で使えなくなり、近隣の空港を出発するフライトが一時的にキャンセルになった。(ニューヨーク=藤原学思