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 大阪府吹田市で9月、自転車同士がぶつかり、転倒した男性が頭の骨を折る事故があり、府警が今月、男性を救護せずに走り去ったとして、同市内の会社員の男(58)を道路交通法違反(ひき逃げ)と重過失傷害の疑いで書類送検していたことが捜査関係者への取材でわかった。付近の車についていたドライブレコーダーの映像で、男の関与が浮かんだという。

 捜査関係者によると、男は9月26日午後5時ごろ、吹田市佐井寺3丁目の市道を自転車で走行中、同じく自転車に乗って横断歩道をわたっていた男性会社員(50)に衝突。転倒させて重傷を負わせたのに、そのまま逃げた疑いがある。府警は送検に際し、男の起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。

 被害者の男性は一時、意識不明の重体に陥り、事故の記憶がないという。周辺の防犯カメラにも現場を映したものはなかったが、吹田署員が目撃者を捜し、事故当時、近くにいた乗用車の運転手からドライブレコーダーの映像を入手した。青信号で道路を渡る自転車の右側面に、別の自転車がぶつかる様子が映っていた。

 署員はこの映像をもとに、周囲の防犯カメラ映像をリレー方式でたどり、逃走方向を絞り込んだ。事故2日後の28日、現場から数百メートル離れた住宅に、映像とよく似た自転車があるのを発見。住人の男がぶつかったことを認めたため、ひき逃げなどの疑いで逮捕した。その後、釈放し、任意で捜査を進めていた。

 男は事故を起こしたことは認める一方、「自転車同士の事故だったので、そんなに大きなけがをしているとは思わなかった」と話しているという。

自転車事故も申告が義務なのに…

 自転車も、車やバイクと同じよ…

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