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 佐賀県立高志館高校(佐賀市)のボクシング部出身の貞松優華さん(19)。高校時代、全日本女子選手権ジュニアの部を二度、さらに全国高校選抜大会を制した、バリバリの3冠ボクサーだ。「めっちゃ負けず嫌い。男性にも負けたくない」と、屈託ない笑顔で話す。

 幼稚園のころから、父親の隆さん(50)が師範を務める道場で空手を始めた。中学3年生の夏休み、その隆さんに「ボクシングの体験に行ってみないか」と誘われ、高志館高校を訪れた。優華さんの姿を見た前田真一監督(49)は「絶対に強くなる」。隆さんに「お子さんが全国大会の決勝で戦っているのが僕には見える」と訴えた。

〈さだまつ・ゆうか〉2001年8月生まれ。佐賀市出身。明るい性格で、自他共に認める「うるさい人」。趣味は友だちと外出すること。

 前田監督は「日本一にならなかったら、自分のせい」と思っていたという。その指導を受けた優華さん。練習はきつかった。ただ、「テンションを上げて、声を出しながらだと楽しかった」。前田監督の目に、狂いはなかった。

 優華さんの階級は45キロ以下のピン級。最軽量のクラスだ。身長160センチ。長いリーチを生かしてジャブで牽制(けんせい)、隙を突いてワンツーから左フックをたたき込むのが得意という。一方で、相手の出方をうかがいながらの接近戦も積極的で、「殴り合うのが楽しい」と打ち合いも好む。

 ただ、減量はきつい。友だちが…

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