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 コロナ禍で介護事業所の退職者が相次いでいる。もともと賃金水準が低いうえ、新型コロナウイルスの感染拡大で、感染と隣り合わせの緊張した作業を強いられているためだ。職員の補充も難しく、利用者数や訪問件数が限られ、収支がさらに悪化する悪循環に陥っている。

 千葉県の訪問介護事業所では60人のヘルパーがいたが、8月ごろに7人が辞めた。介護保険が始まった20年前から介護の仕事にやりがいを持って働く人たちだった。年齢は60~70代で、年金だけでは生活も厳しいため、できるだけ長く働くつもりだったという。

 「無症状で気づかないうちに感染させてしまったら」「感染を心配され、家族に辞めるよう言われた」。退職の理由は新型コロナ関連ばかりだった。8月は第一波も落ち着いたころだ。だが、第二波が来た時に第一波の当初に感じた緊張感に耐えられるかどうか、不安を抱えていたという。

 事業所では感染対策として、訪…

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