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 20代の花火師とワイン醸造家が企画したオンライン花火大会が25日夜、山梨県笛吹市の笛吹川河川敷で開かれ、動画で配信された。新型コロナウイルスの収束を願う花火など1500発が冬空を彩った。

 笛吹市の山内煙火店の山内祐一さん(26)と甲州市の白百合醸造の内田圭哉さん(26)が企画した。2人は中高の同級生で、クラウドファンディング(CF)で資金を募り、目標額を超す280万円を集めた。

 賛同者は、花火をラベルにしたワインを楽しみながらオンラインで鑑賞。一部の人たちは「3密」を避け、河川敷で見守った。

 花火は10のプログラムで約1500発。夏の甲子園と地方大会が中止になった高校球児を励ます「野球ボール」、医療従事者に感謝とエールを送る「青いハート」をかたどった一発など、リクエストに応えた花火も上がった。

 観覧席では「コロナ禍で気分が暗くなっていたから明るくなった。夏と違った思い出深いものになった」と話す人も。山内さんは「多くの応援をいただき打ち上げることができた。地域を盛り上げたいという意図が伝わった」と手応えを感じていた。(永沼仁)

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