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 コロナ禍が収まらない欧州連合(EU)各国で27日、ワクチン接種が一斉に始まった。英国で確認された「変異種」にも有効だとされている。副反応を懸念する市民もいるが、「感染の大流行を終わらせ、生活を取り戻す鍵だ」(ドイツのシュパーン保健相)との期待がかかる。

 独バイオ企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発したワクチンを用いる。欧州委員会が加盟国を代表する形で最大3億回分購入できる契約を結んでおり、ベルギーにあるファイザーの工場から、人口比に応じて順次各国に届く。EUの人口4億5千万人に対し、開発中も含めて約20億回分を確保ずみで、27~29日をワクチン投与を始める「接種デー」と位置づけている。

 欧州最多の7万1千人の死者が出ているイタリアでは、25日に9750回分のワクチンが届き、全国に送られた。同国メディアによると、ローマにある感染症専門病院で働く看護師が27日朝、最初に接種を受けた。政府の専門家委員会によると、医師や看護師、高齢者施設の職員らに続く市民の接種は180万回分が届く1月15日以降の見通し。政府は高齢者を優先して、希望者への接種を進めていく方針だ。

 世界各地で植物で覆われた建物…

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