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 「東京五輪ができていない今の状況の中で、僕の思いとしては冬の五輪を考えている場合じゃない」

 全日本選手権で5年ぶりの優勝を飾った羽生結弦(ANA)は26日、圧巻のフリー演技を披露した後の会見で2022年北京五輪への正直な思いを口にした。

 五輪は14年ソチと18年平昌の2大会を連覇した。「僕にとっては競技の最終目標。それだけを考えるのであれば開催してもらいたいし、出て優勝したい気持ちはもちろんある」

 ただ、新型コロナウイルスの流行とそれによる社会状況の変化を見れば、自分の感情だけを優先できないとわかっている。「スポンサーのこともあるし、国を挙げてやるイベント。僕らの知らない世界がある」「ワクチンを強制的に受けなくてはいけない状況だったり、観客を入れてできるのかだったり。収支の兼ね合いも含め、五輪が開催されるべきか、色々な方々が色々な意見を出している」

 来夏に延期された東京五輪の半年後に北京五輪は予定されている。もし東京五輪が中止となれば、3連覇がかかる北京五輪が開催できるかも不透明だ。自分で決められることではないから4年に1度の大舞台への思いは意図的に「シャットダウンしている」という。

 では、何を目指して戦うのか。…

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