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 新型コロナウイルス感染症の影響で、大阪市立総合医療センターでは、若いがん患者向けのAYA(アヤ)(思春期と若年成人)世代専用病棟が一時閉鎖された。この病棟は若い患者らにとって、どういう場所だったのか。利用者のひとりに話を聞いた。

 「コロナ感染拡大の影響でAYA病棟は閉鎖することになりました。皆さんがつないで作ってきた大切な場所を守れなくてごめんなさい」

 センターの「AYA世代専門病棟」を利用していた小児がんサバイバー、北東(きたひがし)紗輝さん(高3)は、医療関係者やAYA世代の当事者、その親がネットでつくるグループに送られてきたメッセージで、病棟の一時閉鎖を知ったという。

 病棟は2018年に作られた。ベッドが38床あり、医師や看護師らのチームが治療にあたるほか、学校や仕事などについての相談を受けていた。だが新型コロナの治療にあたる看護師が不足し、AYA病棟の看護師で補うため12月上旬、一時閉鎖された。

同世代の患者と会話「気持ち解放」

 北東さんは3歳の頃、脳腫瘍(しゅよう)がわかって手術をした。5歳で再発し、抗がん剤治療を受けた。元気に過ごしていたが、小学校3年生の時、急性骨髄性白血病が分かり、入院した。抗がん剤治療と、2度の骨髄移植を受けた。今もリハビリや検査などで定期的に通院している。

 新型コロナ対策で閉鎖されたA…

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