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 香川県坂出市沖の瀬戸内海で11月、修学旅行中の小学生らが乗った旅客船が沈没した事故で、船長の男性(45)が高松海上保安部の調べに、船の遅れを取り戻そうと近道をし、暗礁になっていた岩にぶつかったと説明していることが捜査関係者への取材でわかった。現場は海図に示されており、高松海保は水路の確認が不十分だったとみて、業務上過失往来危険の疑いで任意の捜査を続けている。

 事故を起こしたのは、高松海上タクシー(本社・高松市)が所有する「Shrimp of Art」(19トン)。11月19日午後4時40分ごろ、坂出市立川津小の6年生52人や教員ら計62人が乗り、同市沖の羽佐島(わさしま)北側を航行中、浅瀬の岩にぶつかった。約20分後に沈没したが、近くの漁船などに全員助けられた。

 捜査関係者らによると、船は午後3時半ごろ、高松港(高松市)を出港。瀬戸大橋付近を遊覧した後、坂出港(坂出市)をめざし、瀬戸大橋のうち岩黒島と羽佐島の間にかかる「岩黒島橋」(790メートル)の下を西から東へ通過しようとした。

 船長は当時の状況について「予定から5分ほど遅れていた」と説明。いつもは岩黒島寄りの幅の広い橋脚間(420メートル)を通るが、近道をしようと、これまでに通ったことのない手前の羽佐島寄りの橋脚間(185メートル)に向かい、岩にぶつかったと話したという。

 海保によると、現場の備讃(び…

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