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 早稲田ラグビーが「兄弟」で全国の舞台に臨んでいる。全国大学選手権で2連覇を狙う早大が、系列の高校との連携強化を進め、好循環が生まれている。

 27日に始まった全国高校大会に、早稲田実が東京第2地区代表として2大会ぶりに出場。兄貴分にあたる早大の主将は同校出身のナンバー8丸尾崇真が務めている。

 彼が高校に入った6年前、「改革」は始まった。

 きっかけは、指導者の危機感だったという。

 丸尾の入学と同時に早実の監督に就任した大谷寛さんは、それまで早大でコーチをしていた。当時の大学ラグビーの中心は後に連覇を9まで伸ばす帝京大。夏合宿で対戦し、選手層の差を痛感した。

 「帝京は60人以上がトップチームに絡める力を持つのに、早稲田は20人ちょっと。このままでは日本一にはなれない」

 大学のトップアスリート入試の枠を使って、高校の有力選手を獲得できるのは年間3~4人程度。「最強」と言われた清宮克幸元監督(現・日本ラグビー協会副会長)らが率いた2000年代前半から、その数を減らしていた。

 「ならば、系列の高校を強化していくしかない」

 大谷さんと、当時早大を率いて…

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