米国で新型コロナウイルスに感染した、黒人女性医師の「告発」が注目を集めている。大学病院に入院したものの、「黒人であることを理由に適切な治療が受けられなかった」と訴える動画をフェイスブックに投稿したためだ。米メディアによると、女性は20日に亡くなっており、病院の対応も問われている。
動画を投稿したのは、スーザン・ムーアさん(52)。中西部インディアナ州の大学病院に入院していた4日、鼻にチューブを入れられ、ベッドに横たわりながら、約7分半にわたって体験を語る様子を撮影した。体調の異変や痛みを訴えたところ、白人の医師からは「薬物中毒者のような扱い」を受け、帰宅するよう促されたというムーアさんは動画で、「こうやって黒人たちは殺されていく」と声を震わせた。
ムーアさんは、入院前後の経緯…
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朝日新聞国際報道部