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 菅義偉首相は28日、歴代首相の新年の恒例行事となっている伊勢神宮(三重県伊勢市)への参拝について、予定していた来年1月4日に赴くことを見送る方針を固めた。新型コロナウイルスの感染拡大への対策として、自ら「静かな年末年始」を国民に求めているなか、参拝に行くのは好ましくないと判断した。

 政府高官が明らかにした。4日以降の1月前半の参拝を模索している。首相は今月28日に記者団の取材に応じ、「感染症対策を徹底して行っていただきたい。静かな年末年始をお過ごしいただきたい」と改めて国民に呼びかけていた。

 首相による正月の伊勢神宮参拝は、佐藤栄作氏のころからの恒例行事。1995年、社会党の村山富市首相(当時)が体調不良を理由に見送った例がある。