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 今年の三重県発明くふう展で、鈴鹿市立鼓ケ浦小学校5年の川崎海空(みく)さん(10)が最高位の知事賞に選ばれた。新型コロナ禍の中、「コップに口をつけずにうがいができないかな」と考えた作品だ。末松則子市長を11日に表敬訪問して成績を報告した。

 作品名は「うがい安心水キャッチ」。タピオカドリンクを飲む時に使うような太めのストローを熱で「く」の字に曲げ、手に持てるよう、穴を開けたペットボトルのふたにつけた。

 一方を水道の蛇口にあてると、水がストローを通って、無理な姿勢をとらなくても口に入る。歯ブラシにストローをつけたものと、家から近い海岸で拾った流木で作ったスタンドとセットになっている。

 「コップに菌がついていたらいやだなと思ったのがきっかけで、苦労したのはストローを曲げる方法。何十回も失敗した」と川崎さん。熱のあて具合で溶けたり折れたりの連続だったという。

 サーフィンと空手と、何か新しいものをつくることが好きな川崎さん。両親によると「次は何をつくろうか」と毎日考えているような少年だという。双子の女の子、海美(みう)さんも発明好きで、ライバルでもある。

 県発明くふう展は今年で49回目。167点の応募があったという。(中根勉)