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 世界遺産・平等院(京都府宇治市)の鳳凰(ほうおう)堂で28日、国宝の本尊・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)のお身拭い式があった。読経が響く中、僧らが羽根をつけた約4メートルの棒で風を起こし、高さ2・8メートルの本尊のほこりを払った。神居文彰(かみいもんしょう)住職はコロナ禍に触れ「人は他者と切り離しては生きられない。見えないほこりをリセットし、来年も命を輝かせ、互いを照らし希望を与える仕事に努めよう」と説いた。

 本尊は平安時代に活躍した仏師・定朝(じょうちょう)の作で、平等院創建翌年の1053年に納められた木像。(小西良昭)

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