データが消えた? 持続化給付金、申請者に募る不信感

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内藤尚志、新宅あゆみ
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 国がコロナ禍の中小企業支援策とする持続化給付金は、いまも入金まで待たされるケースが絶えない。申請から支給までの目安は「2週間」だが、3割はもっと長くかかっている。

 オンライン申請の相談に応じる申請サポート会場で「データが消えている」と説明された人もいる。経済産業省は、申請データの消失はなく現場で誤った説明がなされたとし、作業の遅れは否定している。

 フリーランスでメイク教室などを開く関東地方の40代女性は、9月上旬に申請したのにまだ入金がないという。申請から1カ月がたっても連絡がなく、コールセンターに何度かかけたが、「名前や電話番号が見つからない」「お答えできません」「再申請したほうがよい」などと言われた。専用サイトで申請済みだと表示されているため、データが消えたのではないかと思った。

 そこで11月上旬、申請サポート会場を訪れて直接聞いた。約20分後、確認を終えた担当スタッフから「おっしゃる通りです」と告げられ、「データ消失の対象者」だと明かされた。再申請しようとしても「入力内容の一致による重複エラー」が生じてしまうとも説明された。申請データの一部の書きぶりを変えて「重複エラー」が出ないようにして、スタッフが再申請してくれたという。

 女性は担当スタッフの丁寧な…

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