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 世界遺産の金閣寺(鹿苑〈ろくおん〉寺、京都市北区)で進められていた金閣(舎利殿)のこけらぶき屋根のふき替えが終わった。工事のために舎利殿周辺を覆っていたシートが外され、29日に報道陣に公開された。こけらぶき屋根のふき替えは2002年以来18年ぶりという。

 寺によると、舎利殿の屋根に使われているサワラの板が風雨で傷んでいた。新型コロナウイルスの影響で参拝者が減っていたこともあり、急きょ、9月に工事を開始。こけら板約10万枚をふき替え、黒ずんでいた屋根が明るく生まれ変わった。

 新型コロナの感染が再び広がり、政府の観光支援策「Go To トラベル」事業が28日、全国で一斉に停止されたばかり。寺務長の前田真一さん(64)は「コロナが終息したら、ぜひ落ち着いて見に来てほしい」と話していた。(山崎琢也)