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 新型コロナウイルスの感染拡大は、新年の初詣の光景も大きく変えそうだ。「密」な場をつくるわけにはいかないが、参拝には来てほしい――。各地の神社やお寺はあれこれと知恵を絞っている。(木村浩之)

 大みそかから元日にかけて終夜参拝の中止を決めたのは、明治神宮(東京都渋谷区)だ。今年は12月31日午後4時で門を閉め、1月1日の開門は午前6時を予定しているという。

 成田山新勝寺(千葉県成田市)では、参道3カ所に大みそかから1月末ごろまでライブカメラが設置される。今年の三が日には約318万人が訪れた。同じ混雑を繰り返すわけにはいかない。カメラのライブ映像を市観光協会のホームページで流し、混雑状況を見て参拝の参考にしてもらう。

 さらに1月12日から1カ月間は、市内の対象店でキャッシュレス決済「PayPay」を使うと、購入金額の約2割のポイントを付けるサービスをおこなう。混雑する三が日や成人の日前後ではなく、1月中旬以降の来訪を促すためだ。

 武蔵一宮(むさしいちのみや)氷川神社(さいたま市)では、参拝時期をずらしてもらおうと、11月下旬から破魔矢や干支(えと)の絵馬を配っている。全国に約280社ある氷川神社の総本社。例年、三が日には200万人以上でにぎわう。ビラやホームページで呼びかけたかいもあって、高齢者らが早くも訪れて買っていくという。広報担当者は「みなさん時期をずらしてくれている。新年もそうなってほしい」と話す。

 「関東の3大師」と呼ばれる佐野厄よけ大師(栃木県佐野市)では、郵送によるお札やお守りの申し込みが例年より増えているという。

 神戸市の中心部にある生田神社は、おみくじにスマートフォンを活用する。「多くの人が触れる木製の筒を使わないことで感染拡大を防ぎたい」と担当者。参拝客がQRコードなどをスマホで読み取り、表示された番号を授与所で告げ、紙のおみくじをもらう。

 車に乗ったまま祈禱(きとう)…

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