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 バスケットボールでは高校生にとって今年度唯一の全国大会となった全国高校選手権(ソフトバンクウインターカップ)は、新型コロナウイルス感染症の影響で、男女計7チームが欠場して大会を終えた。このうち、男子の開志国際(新潟)は対戦した相手の関係者が陽性判定を受けたため、大会本部が棄権を指示した。

 このケースでは、保健所が試合開始前までに濃厚接触者を特定できず、開志国際の選手らも含まれる恐れがあった。医師らでつくる大会の新型コロナ対策本部は「陽性者と濃厚接触者は参加不可」と定めた日本協会の活動再開ガイドラインを参考に、棄権指示を判断した。

 大会本部は判断理由について、「感染を広げないためだった」としている。ガイドラインでは、開幕前に大会を中止する判断の目安を「参加チーム(男女計120)のうち10%以上が辞退した場合」としており、大会関係者は「大会が始まってからも、辞退するチームが10%に達した場合に中止を検討することになっていた」と話した。